過失割合
交通事故の過失割合で
お悩みの方へ
「過失割合に納得がいかない」「過失割合は後から変更できるのか」など、過失割合でお困りの方は、ぜひ弁護士にご相談ください。交通事故の過失割合は、賠償額の争点になるため、示談交渉や裁判において重要なポイントになります。
過失割合とは
過失割合とは、交通事故が発生した原因が当事者双方のどちらにどれだけあるのかを示す割合をいいます。たとえ被害者であっても、被害者側に過失があったと認められれば、過失分の責任をとらなければなりません。
当事者双方にどれだけ注意義務違反があったかを判断し、交通事故が発生した原因の割合を数値であらわします。この過失割合に応じて損害の負担割合も決まるので、適当に合意してしまうと、本来得ることができる損害賠償金額が減ってしまう可能性もあります。
過失割合はどのように
決められるのか
過失割合の決め方は、事故の当事者同士または保険会社や弁護士などの代理人同士の話し合いによって行われます。その際、警察は過失割合の決定に直接的には関与しません。
過失割合を決める際は、過去の交通事故で審理された裁判例を基準にして、それをもとに実際の事故状況を照らし合わせて、最終的な過失割合が認定されます。
過失割合の交渉に入る前の段階から、入念に検討しておくことが重要です。
検討のポイントは、下記の3つがあります。
①どういう交通事故だったのか
警察による刑事記録、損傷部位、損傷の状態、目撃者など、さまざまな情報を集めて、どういう事故だったのかを把握します。
②過去の裁判例ではどうだったのか
これまでの裁判例は、「別冊判例タイムズ」や「交通事故の赤い本」などの基準書にまとめられているので、それらを参照しながら、今回の事故と照らし合わせます。
③今回の事故と裁判例で差異はあるかどうか
全く同じ事故はないので、裁判例と今回の事故はどこが違うのか、具体的な部分を検討します。
弁護士へ依頼するメリット
保険会社が提示する過失割合は、必ずしも過去の判例の基準に従って、適正に決められているわけではありません。支払う保険金を抑えるために、都合のいい判例を参考にする傾向にあります。
過失割合が1割下がると、慰謝料が増額するので、加害者側の保険会社としっかり交渉する必要があります。
その際、弁護士であれば、より適切な判例がないかを確認することができ、それをもとに保険会社と交渉をすることで、過失割合が見直される可能性があります。
また、被害者が高齢者だったり、加害者側が速度違反をしていたなど、事故の状況によっては、過失割合が減算・加算されるケースがあります。保険会社が提示した過失割合は、この点が見落とされていないか、弁護士に事故の状況を丹念に確認してもらうことで、過失割合が減算される可能性も出てきます。
過失割合に納得がいかない場合は、ぜひ弁護士にご相談ください。
リベルタ総合法律事務所の特徴
●豊富な解決実績を有する、交通事故のスペシャリスト
弁護士法人リベルタ総合法律事務所は500件以上の解決実績がある、交通事故案件に特化した法律事務所です。依頼者の方の“最大限の利益”を追求し、裁判前の示談で納得のいく結果が得られるよう、最善を尽くします。
●専門調査会社と連携して、調査資料を証拠化
交通事故案件を解決する上で重要になるのは、事故の発生状況を正確に把握することです。
当事務所では、調査会社（現場調査・原因調査・医療調査・休業損害調査）と連携して、正確で詳細な証拠資料を作成し、証拠化しています。
●多角的に解決方法を検討
交通事故案件に経験豊富な弁護士が、多角的な見方で検討します。依頼者の方の苦しみ、精神的負担に真摯に向き合い、解決へと導きます。
●初回相談は無料で時間無制限。LINEやオンラインでの面談にも対応
依頼者の方のご不明な点を一つひとつ丁寧に説明するために、初回相談に時間の制限は設けていません。また、LINEやオンラインでのご相談にも積極的に対応していますので、夜間や土日でも安心してご依頼いただけます。